住まいのlaf
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lafの空き家活用

日本全体の空き家率は13%を超え、少子化にともなう人口減少により今後はさらに増加し、2040年には30%を超えるとも言われています。

ここ宮崎においても、空き家率は全国平均の13.6%を上回り、15.4%となっており、その対応に迫られています。

空き家を、そのままにしておくと、どのような問題が起こってくるのでしょうか。


①建物の劣化       

建物は、人が住んでいないと痛みの進行が速くなります。
人の出入りがなくなり、通風や掃除がされないと、湿気によるカビの発生やほこりの蓄積につながります。
建物自体の腐敗や劣化とともに、水道や給湯器などの設備も長期間使っていないと、故障や不具合が起こりやすくなります。

②害虫などの発生

人気がないことで、ゴキブリやハエ、蜂、シロアリ、猫やネズなどが住み着きやすくなります。使っていない水道は干上がり、害虫などの侵入経路となります。建物へのダメージだけでなく、周辺住民の方からの苦情にもつながります。

③火災などの防災面

人が住んでいないことで放火などの対象になりやすいだけでなく、万が一火災が起きた場合も火が大きくなるまで気づかないため、隣家への延焼など二次災害に繋がりやすいとされています。また、建物の劣化が進むことによる倒壊が懸念されます。

④防犯面

いつの間にか、知らない人が住み着いていた、、、というニュースを目にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
空き家の増加に伴い、ホームレスや犯罪者、不良などが不法に占拠・占有して住み着いたり、たまり場やアジトになることで地域の治安悪化につながることが心配されています。所有者の方が近くに住んでいない場合は特に、防犯対策は不十分となりがちです。

⑤景観悪化

雑草が樹木が伸びたままになることで、景観の悪化につながります。

国としても、上記のようなことを懸念し、空き家対策特別措置が、2015年の5月に全面施行されました。

空家等対策の推進に関する特別措置法関連情報

そうは言っても、それぞれのご家庭で抱えるご事情により、つい、そのままにされてしまっている空き家。

宮崎市の調査によると、空き家をそのままにしている理由の上位には、以下のような事情があげられています。

・リフォームや修繕の費用の問題
・いつか家族や親族が使用するかもしれない
・たくさんの荷物がある
・相続の問題



ここまで、空き家を、空き家のままにしておくことで起こる悪影響や、
なかなか活用に繋がらない事情をみてきました。

その一方で、新婚さんや子育て世帯からは、
『アパート・マンションよりも、古くてもいいので貸家がいい』
というご要望を多く頂きます。

子育て世帯の場合、周囲への音が気にならないことや、子どもを遊ばせる庭や屋内スペースがある平屋は、特に人気があります。


住まいのlafでは、不動産業に携わる者として、ご家族が過ごされた大切な思い出の詰まった空き家を、様々な方向から活用するサポートをしていきたいと思っています。




そのひとつが、『DIY型賃貸借』です。

オーナーさんの費用負担を抑えて、空き家を活用してもらうためのもので、 貸主・借主双方のメリットを最大限生かすことできる契約形態です。

〇DIY型賃貸借



それぞれの家の個性を生かしながら、最低限必要になる修繕費用がないかどうかなど、丁寧に調査しながら、貸主さんにも借主さんにも安心してご使用いただける活用方法を提案させていただきます。

設備の老朽化などで、設備やオーナー負担の修繕費用が心配な方には、
住まいのlafがオーナー様より物件をお借りし、設備や修繕は当社で請け負い借主さんにお貸しする方法もございます。

『使っていないままの空き家を、必要としている方に、豊かな暮らしの場として利用してもらう』

家にも、人にも、地域にも嬉しい
そんな空き家活用の道を、一緒に支援して下さる方々とつながっていけたらと思っております。

ご興味のある方は、ぜひ一度ご相談下さい